会長新年挨拶

2022年を迎えて

あけましておめでとうございます。
昨年、一昨年と新型コロナウイルス禍となり、日本のみならず世界中の経済・産業が未曾有のダメージを受けました。広告写真業界もその煽りを受け、我々写真家も今までにない大きな影響を受けました。1年延期の上、ようやく開催する事が出来たオリンピックもコロナの影響で経済に対するカンフル剤とはなりませんでした。

APAは数年来の『APAの未来を考える会』にて会員皆様のご意見を伺って参りましたが、昨年、無事に白金台事務局の売却と赤坂見附新事務局への移行をスムーズに行い、いよいよAPAのDX化(デジタルトランスフォーメーション化)がスタートする運びとなりました。若い会員の皆様の要望にも答えるべく、アナログなAPAからデジタルのAPAへ変貌いたして参ります。一昨年やむなく中止し、昨年2年ぶりに開催した公募展『APAアワード』にてすでに、応募方法を従来の写真プリントでの応募からWEBでの応募へ、審査方法も最終審査以外はオンライン上でとシステムを刷新して行いました。このような改革により、新たな入会希望者を増やす事のみならず、写真を愛するすべての愛好家をもAPAに興味を持って頂ける努力をして参ります。

皆様のお力添えを得て、一歩一歩確実に進んで行く所存です。
末筆ながら、会員の皆様、業界及び関係団体の皆様のご発展とご多幸をお祈り申し上げます。

 

公益社団法人日本広告写真家協会
会長 白鳥 真太郎
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