EXHIBITION APA編集部

「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」

APAアワード2024写真作品部門で審査員を務めていただいた蜷川実花さんがクリエイティブチームEiMとして挑む、作家史上最大規模となる展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠 」が、本年虎ノ門にオープンした「TOKYO NODE」にて12月5日(火)より開催されます。

 

蜷川実花および各分野のスペシャリストによるクリエイティブチーム EiM(エイム)として挑む「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」を 2023 年 12 月 5 日(火)〜2024 年 2 月 25日(日)まで、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点「TOKYO NODE」にて開催。全体のコンセプトメイクなどエグゼクティブディレクターとしてデータサイエンティストの宮田裕章、展示室の一部の空間デザインの監修をゲストアーティストである建築家の藤本壮介が担当している。

蜷川実花はこれまで写真家・映画監督として、写真集「永遠の花」や個展「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」など、コントラストの強い“極彩色”が印象的な作品を制作。パンデミックが訪れ、より世界とピュアに向き合った時、世界の美しさを改めて感じた蜷川は、非常にコントラストが強い色が鮮やかな“極彩色”から、光に包まれた“光彩色”で作品を表現することで、鑑賞者の体験や感情と結びつけることができると感じ、作品づくりの主語も「I」から「WE」に変化した。

作品のモチーフとなるものは CG で制作したものではなく、全て現実世界の映像を用いており、日常の延長線上にある何気ない場所で撮影されている。ありのままの自然ではなく、人の生活の先にある自然をモチーフにすることで、“人が誰かを想って手を加えた自然”の美しさを表現。展覧会では、蜷川実花としては初めて、写真の作品は展示しておらず、「TOKYO NODE」の空間を活かした映像インスタレーションが核になっており、自らが作品の一部となるような未知の没入体験ができる。作品の中に光を取り入れるだけではなく、展示空間においても光を取り入れ、まさに“光彩色”の世界に飛び込むことができる。

 

 

【 展覧会詳細 】

会期: 2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日) ※年末年始等休館日あり
開館時間:月・水・木・日曜:10:00〜20:00 / 火曜:10:00〜17:00 / 金・土・祝前日:10:00〜21:00
     ※最終入場は閉館時間の30分前まで ※祝日は10:00〜20:00

会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
所要時間:約60分
主催:TOKYO NODE
協賛:株式会社ポーラ / TOKIOインカラミ / Roadstead / ガトーフェスタハラダ / nido
協力:小山登美夫ギャラリー / MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社

公式サイト:https://tokyonode.jp/sp/eim/