金氏徹平・小林健太 2人展「Human Behaviour」
RICOH ART GALLERYにて、金氏徹平・小林健太による二人展「Human Behaviour」が開催。
金氏は昨年のリコーアートギャラリーでの個展以来、小林はリコーのプリント技術”StareReap”と初めてのコラボレーションとなる。
金氏の昨年の個展「S.F.(Splash and Fragments)」では、かねてから取り組んできたコラージュ作品《海と膿》の立体プリント化や、《Teenage Fan Club》《Model of Something》といった代表的なシリーズをリメイクし、表現の拡張に挑んだ。
本展では、特に高い評価を受けた動物をテーマとした《海と膿 動物図鑑》をさらにクローズアップし、猫をテーマにした連作を発表する。
一方、小林はStareReapと初めてコラボレーション。写真撮影したイメージにデジタル処理を施し、それをさまざまな手法でアウトプットしてきた作家にとって、立体プリントはかねてから興味のあった技術だったという。
撮影から時が経ち、人々や風景は移り変わり、記録が記憶となっていく様子を小林は結晶化していると形容する。
水晶のように抽象的なイメージとStareReapの立体印刷が結びつき、時が静止したようなモノクロームの世界が作品に広がる。
金氏 徹平 / Teppei Kaneuji
海と膿(猫の写真)#13 / Sea and Pus (Photograph of Cat) #13
524 x 413 mm (image) / 560 x 449 mm (framed)
UV inkjet print (StareReap 2.5 print) on acrylic board,polycarbonate
小林 健太 / Kenta Cobayashi
無題 (仮題) / Untitled (仮題)
650 x 435 mm (image) / 686 x 471 mm (framed)
UV inkjet print (StareReap 2.5 print) on acrylic mirror board, framed
タイトル:金氏徹平・小林健太 2人展「Human Behaviour」
会期日時:2022年10月8日(土)~10月22日(土) 12:00〜19:00
休廊日:日・月・祝
会場:RICOH ART GALLERY
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8F/9F