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『撮るあなたを撮るわたしを 自撮りとスクショの写真論』

APAアワード2025 写真作品部門 審査委員の大山 顕氏の新著。自撮りをするゼレンスキーと、しないプーチン、自分の顔を見ながらオンラインミーティングすることなど、メディア及び写真に関する大山氏ならではの新しい切り口の写真論です。

 

気づけは猫の写真ばかり撮ってしまうのは、なぜ?

高性能化するスマホのカメラ、SNS、生成AIの登場。まったく新しい視点を私たちに授け、存在そのものも変化し続ける「写真」とはそもそも何なのだろうか。

 

はじめに ”自撮り猫”の登場前夜に

第1章 戦争と疫病の写真
自撮りをするゼレンスキーと、しないプーチン
コロナと顔をめぐる写真論
年賀状写真とオンラインミーティングの顔
戦前・戦争写真のカラー化は何を見えなくしたのか

第2章 スクショと四人称のリアル
写真はスクショに「戻った」
スマホ越し写真と四人称のリアル
カメラと祈りの方角

第3章 顔と自撮り
顔のランドスケープ 一八世紀のスマートフォン
月食とポートレイト
触角と視覚、前後と左右

第4章 スマホ画面と写真の原理
「プレビュー」の誕生と消滅
手のひらと移動する写真
写真はなぜ四角いのか
生成AI・プロパティ化する顔写真

おわりに カメラの想像力

 

 

著:大山 顕
定 価:1,650円(本体 1,500円)
出版社 ‏ : ‎ 講談社
発売日 ‏ : ‎ 2024年7月25日
単行本 ‏ : ‎ 256ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4065333490
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065333495
寸 法 ‏ : ‎ 13.1 x 1.1 x 18.8 cm
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